地ビール飛騨

地ビール飛騨クラフトビール・ショップ

 ビール工場のご案内
飛騨ビールのできるまで

地ビール飛騨の工房では、店内のガラス越しからビール工房の様子を見ることができます。
工場内は所せましと大きなタンクが並び、製造工程がわかるようになっています。

 
 
  1.仕込み
 
お湯に麦芽を加えます。ここで液中のデンプン質がマイシュ(糖分)に変わります。麦芽の酵素の働きで、デンプンが糖に変わり糖は液状になります。
40℃から77℃まで徐々に温度を上げながら約2時間かけて熱されます。

 
 
  2.麦汁ろ過槽
 
液の「マイシュ(糖)」をろ過し,透明な飴色の液体(麦汁)にします。糖度をコントロールしてアルコール度を調整します。
 
 
  3.「煮沸釜」
 

吹きこぼれないように100℃で約1時間煮込みます。 その後麦汁にホップを加えます。ビール特有の香りと苦みを生むホップは、種類や量によって大きく変わります。


 

  4.ワールプール
 
熱で凝固したタンパク質を取り除いて透明な麦汁をつくります。
 
 
 
  5.冷水タンク 
熱した麦汁を完全無菌の状態で冷却します。
 
  6.発酵タンク

ビール酵母を加え、麦汁中の糖分をアルコールと炭酸ガスに分解。約1週間から10日間で「若ビール」が誕生します。この時点ではまだビール本来の味と香りが十分ではありません。
その後2週間低温で熟成させます。
 

 
  7.プレッシャータンク 

熟成したビールを圧力調整します。自社ではここで窒素をブレンドし、まろやかな味にします。通常ここで濾過するビールもありますが自社の地ビールは濾過をしていません。酵母が生きています。
最後に樽(ケグ)詰めして熟成させます。

 

 

※実際のご見学は、工場内には入れませんが、店内からガラス越しに工場内のタンクの様子を見下ろすことができます。